

会長方針
CHAIRMAN POLICY
2022~2023年度
RI会長の活動方針
RI会長 ジェニファー E. ジョーンズ
テーマ「イマジン ロータリー」
博多ロータリークラブ会長の活動方針
クラブテーマ「進化論」
2019~2020年度会長を務めた時の会長方針は『種の起源と進化論』でした。40周年記念式典までを『種の起源』として40年間のクラブの歩みを“ダーウィンが来た”と銘打ってインタビューとクラブ資料DVD作成に注力し、3月の第一例会に第4番目のDVDを例会で発表し『種の起源』は完結しました。
その後5月の最終例会から再開となり、年度末までの期間は次年度への引継ぎ時期となっていて『進化論』の起点作りに残された時間はありませんでした。2022~2023年度はこの積み残した『進化論』の実践に注力したいと思います。
『進化論』では“最も強いものが生き残るのではなく、最も環境に適応し、進化したものが生き残る”と言われています。コロナ禍という新しい環境に適応し、進化したクラブ作りを目指します。

2022~2023年度 会長
平澤 昌樹
デジタル技術の発達により既に生じていた旧来のクラブ運営を見直し改める必要性は、コロナウィルスとの共存という宿命による日常の大きな変化により一気に加速された、と言えるのではないでしょうか?私の年度では“休会”という手段しか取り得なかった感染防止策が、徳永年度ではオンライン例会が可能となり、田邉年度では通常に例会が開催出来ても同時にオンライン参加も可能なハイブリッド例会へと“進化”して来ました。
例会への出席はロータリアンの基本です。前会長時代に例会、テーブル会への出席を強くお願いしました。“Out of sight, out of mind”(去るもの日々に疎し)という諺を何回か例会でご紹介しましたが、例会も休会が続くとロータリーが“去るもの”となってしまいクラブの活性は失われてしまいます。オンラインであっても顔を見ることによって“去るもの”でなくなることが出来るのです。
2022~2023年度の会長方針は『進化論』です。先程申し上げたように博多クラブのハイブリッドでの例会開催までの進化は目を見張るものがあります。専門知識を持った会員が会長・幹事の方針の実現をしてくださいました。心からの敬意を表します。
ポール・ハリスはロータリークラブを創った理由を尋ねられた時、こう答えています。『寂しかったから。』敬虔なクリスチャンの祖父母に育てられたポール・ハリスは教会の日曜礼拝が終わった午後が最も寂しい時間であり、裏切りが日常茶飯事で人を信じることが出来ない当時の荒れた世相に心を痛め、信じあえる仲間を求めていました。そしてロータリークラブが生まれました。発祥の時は仲間の集まりでした。慈善活動の考えが取り入れられるのは後のことです。そしてその考えが取り入れられたからこそロータリーは今日の広がりを得ました。
“最も良く奉仕する者、最も報われる”。“超我の奉仕”と共にロータリーの心、哲学を表す言葉です。この場合の奉仕とは“クラブ運営=フェローシップの醸成”に携わること“と考えます。”報われる“の意味は”より多くのかけがえのない仲間を得られる“ことを意味します。どうかより多くのクラブ行事に参加して頂き、かけがえのない仲間を得てくだい。ロータリーの奉仕とは参加することです。あらゆる機会を得て参加し、素晴らしい仲間との絆(フェローシップ)を得てください。
初のRI女性会長 ジェニファー E. ジョーンズさんは次のように述べられています。『数年前、私はアメリカのテレビ番組でインタビューを受けました。収録の直前、司会者が驚くようなことを言いました。30年来のロータリアンであった彼は、最近になってやっと「ロータリーが理解できた」と言うのです。地元地域の奉仕プロジェクトに参加して奉仕の力を目のあたりにした彼は、本当の意味で参加するようになり、クラブ会長も務めました。彼は「ロータリーを理解する」までに1,500回以上の例会に出席したのです。このことから学ぶことは“会員の参加を促さなければならない”ということです。(中略)大切なのは会員にとっての心地よさと配慮です。(中略)果たしがいのある責任を会員に与える必要があります。ロータリーでの参加型の奉仕、人間的成長、リーダーシップ開発、生涯にわたる友情こそが、目的意識と熱意を生み出します。これが私たちの責任です。会員に奉仕できなければ、地域社会への奉仕もできません。(中略)最も大切なのは心地よさと配慮の哲学をクラブに浸透させることです。』
ジョーンズ会長のテーマ ”イマジン ロータリー“で皆さんそれぞれのロータリーをイマジン出来るように”参加(奉仕)“を通じて”あなたのロータリー“を創り上げてください。
最後に会長として皆さんにお願いがあります。CLPに則り各委員会で長期計画を作成してください。その為の委員会を数多く開催してください。会員が参加するあらゆる機会、つまりそれが奉仕の機会です、を作ってください。